最初にどの漫画のことを書こうかと迷った。
語りたい作品はたくさんあるから。
本棚をざっと見渡してみても、やっぱりなかなか決められない。
初めはいわゆるメジャーどころにしようかなとか思ったけれど。。。
あえて、好きなものから始めてみようかと。
それが、『夏雪ランデブー』。
物語は、すごくせつない。
主要な登場人物3人は、みんなそれぞれの想いを胸に秘めている。
だれかを想えば、だれかが傷つく。
恋心よりは愛情を表現することが優先されているため、熱くて冷たい印象を受ける。
だが、残酷ではない。
作者の個性が明確に出ているため、合う人にはすごく合うと思う。
重要な意味を持つモノローグがとても詩的で、じょうずに使われている。
短歌や詩が好きなのだろう、きっと。
この作者の作品については、ほかにも書こうと思う。
追記
この漫画はアニメ化されている。
ほぼ原作に忠実に制作されている。